東京みなみの農産物

　日野のトマトは「ファースト」が主流でしたが、現在は「桃太郎」系が主流となっています。

　一般的な露地での土耕栽培、ビニールハウス等での施設栽培、発布スチロールの樽とヤシ等の繊維を土代わりにした樽栽培の3種類の栽培方法で年間を通じて直売所に出荷されています。

　様々な大きさや色のトマトは甘みが強く、贈答にも使われるほど多くのファンがいます

　多摩市では13軒の農家が栽培している「採りっきり栽培」のアスパラガス。

　収穫が1年だけなので病気や障害を避けられ、「採りっきり栽培」のアスパラガスの収穫最盛期は4月です。採れたてのアスパラガスをぜひお楽しみください。

　夏場に旬を迎えるブルーベリーは直売だけでなく、摘み取りも盛んでお子さまの夏休みのアクティビティにも大人気です。

　健康食品としても人気のあるブルーベリーは生で食べるもよし、凍らせて食べるもよし、ジャムなどの加工品にするもよし、様々な形で楽しむことができます。

　稲城市の『稲城の梨』と日野市の『多摩川梨』は、毎年多くのファンが収穫を心待ちにしており、8月上旬から10月頃まで各園の直売所やＪＡの直売所を賑わせます。

　その中でも特に人気なのは何といっても稲城市で生まれた梨『稲城』です。8月中下旬の比較的早い時期に収穫される梨でありながら大玉でみずみずしい『稲城』は市場にはほとんど出回らず、幻の梨とも称されます。

　東京生まれの希少なぶどう『高尾』は、日野市や稲城市で栽培されている巨峰系の種なしぶどうです。

　特徴的なラグビーボールのような形の果粒で、むせそうになる程濃厚なその甘さは贈答品としても大人気です。

　8月中旬に収穫の始まる『高尾』に加え『シャインマスカット』などのぶどうも栽培されており、梨と一緒にぶどうを買い求める方も多くいらっしゃいます。