令和元年度~令和3年度 3ヵ年計画

『東京の農業とJAの未来を拓く』について

 令和元年度~令和3年度 3ヵ年計画は、当組合が、将来到達実現したいと考える姿(ビジョン)を前提に、前3ヵ年計画(平成28年度~平成30年度)の取り組み状況を検証しつつ、JAグループを挙げて取り組む「自己改革」を更に具現化するための施策を盛り込み策定しました。テーマは、『東京農業とJAの未来を拓く』とし、JA東京グループで掲げた「未来へ続く東京農業の確立」「未来を担うJAの経営力強化」を基本として、大きく6つの重点項目、15の取り組み事項、42の重点施策で構成しています。

3ヵ年計画の基本目標

  • 基本目標(1) 都市農地の保全と都市農業の振興促進
  • 基本目標(2) 農業生産の拡大と農業の担い手支援
  • 基本目標(3) JAとしての社会的信頼の確保
  • 基本目標(4) 健全経営維持に向けた事業の再構築
  • 基本目標(5) 着実な内部統制確立への体制強化と整備
  • 基本目標(6) 強固な経営基盤構築に対する財務の安定性と確保

JA自己改革の主な取り組み(上半期)

1)都市農地保全に向けた取り組みと特定生産緑地の指定促進

 特定生産緑地の指定については、職員がその制度や指定のメリット・デメリット等を十分に検討、理解し、組合員との対話を通じて、組合員の意向を確認した上で、指定促進に努めています

 令和元年度上半期 特定生産緑地申請済み又は申請予定確認数

  • 日野市 : 26.29%
  • 多摩市 :   4.54%
  • 稲城市 : 57.32%

(2)未利用農地の有効活用に向けた取り組みと実態の把握及び営農支援体制の充実

本店 営農支援課による活動

 営農支援体制の充実・強化のため、営農に習熟した職員を配置し、派遣することにより農家の高齢化や担い手不足による営農支援を行います。また、農機修理にも対応し、幅広いアフターサービスを展開しています。

  • 実績件数:27件(令和元年度計画目標対比 54%)
  • 実働日数:68日(令和元年度計画目標対比 68%)
  • 農機修理:95件(令和元年度計画目標対比 73%)

(3)新規就農者対策と担い手の育成と支援

 就農者基礎講座を開催して、座学や実践型講座を開講し新規就農者への支援やバックアップを図っています。また、担い手の育成にも取り組んでいます。

  • 令和元年9月 就農者基礎講座の開講式を開催
  • 本年度の受講者:5名(全12講座開催)
就農者基礎講座 開講式

(4)農畜産物の付加価値の増大とGAP制度の理解と普及

 日野万願寺直売所「みなみの恵み」を日野市への学校給食への野菜集荷拠点として、食材の提供を継続的に行います。また空白行政区への供給増にも取り組みます。また、「みなみの恵み」の出荷者をはじめ、生産者に対して生産履歴記帳システムの説明・導入を促進するとともにGAP制度に対する理解と普及推進に取り組みます。

  • 空白行政区への出荷実績:121,815円(昨年同期対比:119.4%)
  • GAP制度:上半期JGAP指導員資格取得者5名

(5)社会的価値の向上に向けた情報発信と地域拠点活動の展開

夏休みこども村

 地域拠点活動の一環として、夏休みこども村等を開催し、地域住民等との連携や子供たちへの食農教育を通じで、都市農業の重要性をPRするとともに、社会的価値の向上と地域住民との信頼確保に努めます。併せて管内で開催される市民まつり等に参加、都市農業の情報発信、PRを行い、地域拠点活動を展開します。

  • 夏休みこども村:令和元年7月29日(月)開催・参加者39名
  • ガーデンシティ多摩センターこどもまつり2019(多摩地区)において、野菜即売を実施:令和元年5月3日(金)~5日(日)

(6)地域社会と組合員に評価される事業展開とアクティブ・メンバーシップの確立―Ⅰ

 行政、商工会等との多様な組織との連携を図り、地域特産物の原料を加工した6次化商品の開発に取り組むとともに、組織活性化方策の一環とした「女性大学」等を開講し、組合員アクティブ・メンバーシップの確立を図ります。

  • 令和元年4月:女性大学 開講式 受講者12名 全10講座
  • 令和元年8月:カップケーキ『旬菜旬果』発売(日野市産樽トマト使用)
6次化商品
カップケーキ『旬菜旬果』

(7)地域社会と組合員に評価される事業展開とアクティブ・メンバーシップの確立Ⅱ

 JA全農東京と折衝して、スケールメリットによる肥料や資材等の価格引き下げに伴うキャンペーン販売を実施して、生産コストの低減を図ることにより、農業者の所得増大に貢献しています。

  • 7月~9月 農家所得増大応援 肥料「超セール」実施
  • 7月~9月 秋野菜応援 農薬「超セール」実施

(8)ライフプランサポートへの実践及び家計のメイン化と農産物消費拡大に繋がる金融商品の販売

定期積金ご契約者による
芋ほり収穫体験

 農業と地域・利用者をつなぐ金融サービスの提供・地元農産物への理解の一環として、収穫体験付き定期積金を推進し、併せて地域農産物のPRと消費拡大に取り組んでいます。

  • ブルーベリー摘み取り券付き定期積金:1,046口 契約
  • 芋ほり収穫体験付き定期積金:183口 契約