【稲城の梨生産組合】給食に地元の梨 小・中学校で登場
稲城の梨生産組合は9月上旬、稲城市の小中学校に給食用としてブランド梨「稲城」を525個出荷した。
給食用に梨を出荷するのは3年ぶり。以前は「新高」を出荷していましたが、近年の高温障害で収穫量が減り断念していた。今年は栽培が難しく、幻の梨とも言われる希少な品種「稲城」を63戸の梨農家から集めることにより、出荷することができた。
同生産組合は、6月下旬からの猛暑と雨不足などによる生育不良もあり、出荷規格の梨を集めることに大変苦労した。川崎賢吾組合長は、「大勢の組合員と給食関係者の協力で、3年ぶりに梨を給食用に出荷できて良かった。給食を通じて地元の特産品である梨への理解を深めて欲しい」と話した。
